「自然体でいること」 2年 田中禅

 


「自然体でいること」

文学部 史学地理学科 アジア史専攻2年 田中禅(サガン鳥栖U18)


こんにちは。今回部員ブログを担当させていただきます。

明治大学文学部史学地理学科アジア史専攻2年の田中禅です。


 明治大学体育会サッカー部に所属している中で、

「人間性の向上」というワードは必ず聞く言葉だ。 

ただ人間性を高めたいという軽い想いだけでは成長することは無く、考え方、行動が伴って裏表のない自然体な自分をもつことが前提として人間力が向上していくことが出来ると僕は考える。

 

僕が考える自然体な人とは、一般的に自信にあふれていて、ありのままの自分を表現している。

どのようにしたら自然体な人間になれるのだろうか。

 

人間誰しも他人の目を気にして自然体の自分ではなく、良いふうに思われたいと状況に応じて自分を演じているのかもしれない。

しかし言葉、行動は自然体で裏表のない自分でいなければいけない。

 

自然体な自分とはどの場面に置いて存在するのだろうか。家族といる時、親友といる時、恋人といる時、、、。

私は人によって自分の対応が変わってしまう(素ではない)部分が多少なりともあった。

だから良く自然体ではないとも指摘されることもあれば、友達からも二面性を指摘されることもある。

いい意味で人当たりが良く、様々な状況において空気を読むことが出来ると捉えることも出来るだろう。

しかし人によって対応をかえてしまうこと、それはサッカーにおいても大きな欠点となった。

 

 

誰にでもいい顔をしている。それはつまりサッカーの中ではただのいい子ちゃんに過ぎなかったのだ。

 

みんなに気を遣い、自分の意思を押し殺し、発信も少なく、みんなに合わせてしまうことも多々あった。ピッチでも自分を表現できずに、チャレンジもせずに終わった日もあった。

 

このチームにおいて自分の存在価値はあるのだろうか。自分のチームに対しての貢献度があまりにも低く感じてしまい、そんなことも考える日もあった。

 

あの時期の自分がもがいてないわけではなかった。しかし目に見える成長、変化、結果を求め過ぎていたのかもしれない。

 

しかしそんな時に自分を奮い立たせてくれたのは同期であった。目に見えない何かを必死で掴みにいく姿勢。

這いつくばってでも闘っている同期はすごく逞しくて、凛々しかった。

 

挑戦が実らなかったら退屈な人生になってしまう。しかし少しの確率で成功するから人生は楽しいのだ。

挑戦無くして成果は得られない、行動を起こさなければ何も掴めやしないのだ。

しかしその成功の確率を掴むのは日頃の積み重ねであることを忘れてはならない。

 

彼も人なり予も人なり

 

このくらい自然に広い心を持つことで自信にも繋がって挑戦しやすくなるのではないかと思う。もちろん全て投げやりになって挑戦するのではなく今までの積み重ねてきた過程に自信をもって挑戦することが前提としてある。

 

話は大きくずれてしまったが、自然体でいることが人間関係、サッカーに大きく関わっていて、1年という大きな期間をかけてはしまったがそこに気づき、行動出来ている今がとても大事なのではないかと思う。

 

ピッチ内外で自然な自分を表現することは今の未熟な自分にとってはとても難しいことだ。しかし日頃から表現しやすいような環境、交友関係、日常を創って成功する確率を高めることはできる。 

 

これからもサッカーを通じて、素晴らしい仲間とともに成長していきたいと思う。

 


拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

今年は明治のエースになる。そう心に決めて臨んだ今シーズンですが未だ納得がいく結果は出ていません。

しかしまだまだこれからです。僕は負けません。

必ず掴み取ります。



次回の2年生の部員ブログ担当者は、ジュビロ磐田U18出身の馬場惇也です。当番後に近くの公園に行き、ドックランを長時間見て癒されている彼。サッカー中は縦横無尽に走り回り抜群のシュートでゴールを狙います。僕はそんな彼のオンとオフのギャップにいつもやられています。どんなテーマで熱いブログを書くのか自分自身かなり楽しみであります。次回も楽しみにしていて下さい。


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