「私の挑戦、私次第」1年 横田はる
「私の挑戦、私次第」
法学部法律学科1年 横田はる(市ケ尾高校)
こんにちは。
今回部員ブログを担当させていただきます。
法学部法律学科1年の横田はるです。
初めに、日頃より明治大学体育会サッカー部へご支援、ご声援くださる皆様に、心より御礼申し上げます。
1年目の部員ブログなので、なぜ私がこの部活にマネージャーとして入部したいと思ったのかについて、初めに綴らせていただきます。
小学校から高校までバスケットをやってきた私が、なぜこの明治大学体育会サッカー部でマネージャーをやっているのか。周りの人にも疑問に持たれましたし、高校までの自分では、全く想像の出来ないことでした。
志望動機は、私が立てた大学の目標からきています。
私は、高校までずっと姉の後を追って、進路選択も約10年間やってきたバスケットも、「姉と同じ道を進めば間違いがない」という理由が大半で、決断をしてきました。
昔から、何かを絶対にやりたいと思うことが少なく、また少し興味が芽生えても、新しい環境を恐れて目を背けてしまいがちでした。
そんな自分を変えたいという思いから、大学では、「自分のやりたいと思ったことに、勇気を持って挑戦する」という目標を立てていました。
たとえそれが自分の知らない新しい世界や厳しい道だったとしても、そこで逃げたら今までの自分と同じになってしまうので、挑戦を恐れる気持ちは捨てなくてはいけないと思っていました。
そんな目標を胸に、参加した大学の新歓。
ホームページや部員ブログを見て、サッカー部のチーム性に興味を持っていたものの、私の場合、朝練に参加する日は3時半に起きなくてはならないということもあり、見学に行かせてもらうと決めた時も、入部については、まだ迷いがある状態でした。
しかし、実際にグラウンドに入って朝練に参加し、この部活を肌で感じたその日、一気に考えが変わりました。
アップからみんなで声を出して盛り上げる雰囲気、一人ひとりが自分とサッカーと真っ直ぐに向き合う姿、全員で真剣に意見を出し合う練習後のミーティング。
私の拙い語彙力ではその時の感動を上手く表現しきれないのですが、ほとんど見ていただけだったにもかかわらず、大きな充実感を感じ、このチームを4年間身近でサポートする立場になれたらとても幸せなことだろうな、と心から思いました。
サッカーの知識もほぼゼロという私が、伝統ある強豪のこのチームにマネージャーとして入部して大丈夫だろうか、ということやその他の不安や心配はありましたが、それよりもやりたいという思いが勝ち、入部を決断しました。
自分がこんなにやりたいと思ったことは人生で初めてだったからこそ、ここで挑戦しなければ、絶対に後悔すると思いました。
そして入部して約5カ月が経ちました。
大学の勉強と部活がほぼ同時にスタートし、全てが新しいことばかりで、毎日ついていくのが精一杯でした。
しかしそれと同時に、このチームから学ぶことは本当に多く、厳しい環境で真摯に取り組む選手から、良い刺激を受ける日々でした。
マネージャーの仕事は、私が想像していたより大変な部分もありましたが、部活に参加する度に、このチームの凄さに気付かされ、チームの為に私が出来る仕事が増えていくことに、充実感を感じることも出来ていました。
しかし、受け身でそんなことを感じているばかりでは、私がチームにいる必要性がなくなってしまいます。
先日の総理大臣杯初戦の前日のILの試合。場所も大会も違えど、翌日の総理大臣杯組の背中を押そうと意気込み、掴み取った勝利。自分よりもまずチームの為にと、スタッフ含め全員が同じ方向を向いて戦っていたあの雰囲気に、感動した気持ちを忘れることはありません。
では、私がチームの為に出来ることとは何か。
私はまだ、マネージャーの先輩方のようにチームの重大な仕事は出来ないからこそ、日々の練習をいかにより良いサポートが出来るかが、一番重要であると思います。
7月ごろの私は、少し慣れてきたことで、チームのためにより良いサポートが出来るかということに対する、自分を更新していく気持ちが足りていなかったように感じました。
栗田監督は選手に対して、「厳しい環境に身を置くことに満足しているようではいけない。その中で更に自分がどう努力を重ねていくか。」というお話をよくされていますが、マネージャーである自分にとっても、本当に当てはまることだと思いました。
その頃自分が出来るようになったと思い込んでいたことも、実際は先輩方がいてこそ成り立っていたものも多くあり、まだまだ私は1人では出来ない事ばかりでした。
1年生だからということはいつまでも通用するのではなく、新たな視点で次にステップアップしなくてはいけない段階でした。
そんなことに気付き、1つ出来るようになったら次は新たな視点を持って、日々学び、チームの為に新しい自分を更新していけるよう、改めて取り組み方を変えてみました。
それからは、本当に日々少しずつですが、自分の出来るようになったと感じることもあり、視点を変えることを意識したことで、考えられる範囲も広がった気がします。
マネージャーは選手に比べ、誰かから何かを注意されたり教えられたりする機会が少ないからこそ、自ら学び成長していくことが求められます。私がこのチームのマネージャーと自信を持って名乗ることが出来る為には、今の自分では本当に本当に遠いのだから、いつだって満足してはいけません。
大学の目標を胸に、勇気を持って飛び込んだ新しい世界への挑戦。
4年生になって引退をする時に、この私の決断が、チームにとっても、自分自身にとっても、正解だったと自信を持って言えるかどうか。
それは今、そしてこれからの毎日の自分自身にかかっています。
今の私はまだまだ未熟で、自分の仕事ぶりに力不足を感じることが多々あります。
しかし、少しずつでも日々チームの為に成長して、このチームに相応しい、またチームを良い方向に導くことが出来るマネージャーに必ずなるので、これからもよろしくお願い致します。
次の1年生の部員ブログの担当は、帝京大学可児高校出身の三品直哉です。真面目に見えておちゃらける一面もあり、同期や先輩、誰からでも愛される素敵な人柄です。
ピアノも得意とする、ハイスペックな彼のブログを楽しみにしていて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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